∞Bundler

bundler gemをインストールする

gem install bundler

BundlerをRVMで動作させるために何かをする必要はありませんが、Bundlerを使いにくくする点が1つあります。デフォルトでは、Bundlerはgemバイナリのラッパーを生成しません。適切なバージョンのgemバイナリを使用するには、ユーザーはすべてのコマンドの前に`bundle exec`を付ける必要があります。これは、コンソールでの作業を非常に面倒にします。幸いなことに、単にバイナリ名を書くだけで、Gemfileで指定されたgemのバイナリが使用されるソリューションがあります。

rubygems-bundler gem
RVM cdフック
グローバル実行ファイル
Rubygems 2.0

rubygems-bundler gem (rvm 1.11.0以降のデフォルト)

この問題の解決策の1つは、BundlerとRubygemsがBundlerを認識するバイナリラッパーを生成するgemです。Michal Papisは、BundlerとRubygemsチームと協力して、このgemを統合し、`bundle exec`を回避するために追加の操作が不要になるように取り組んでいます。

1.11.0以降の新しいRVMインストールでは、デフォルトで有効になっていますが、以下のコマンドでインストールすることもできます。

gem install rubygems-bundler

詳細については、rubygems-bundler @ githubをご覧ください。このgemがすでにインストールされている場合の基本的な手順は次のとおりです。

すべての実行ファイルをBundler互換にするには、以下を実行します。

gem regenerate_binstubs # only once

`bundle exec`の読み込みを防ぐには、以下を実行します。

NOEXEC_DISABLE=1 rake ...

詳細については、https://github.com/mpapis/rubygems-bundlerをご覧ください。

以下のファイルの以下の行を追加/削除することで、このgemのデフォルトからのインストールを追加/削除できます。

rubygems-bundler

これらのファイルは以下にあります。

$rvm_path/gemsets/default.gems
$rvm_path/gemsets/global.gems

RVMフック

Rick DeNataleのおかげで、ディレクトリを変更するときに`BUNDLE_BIN`パスを`PATH`に自動的に追加するフックができました。

フックの有効化

rvm get head && rvm reload
chmod +x $rvm_path/hooks/after_cd_bundler

Bundlerスタブ（バイナリラッパー）の生成

cd /path/to/project
bundle install --binstubs=./bundler_stubs

今後、この方法で生成されたプロジェクトは、`$PWD/bundler_stubs`を`PATH`に自動的に追加します。

グローバル実行ファイル

すべての実行ファイルを単一の場所にインストールする

bundle config --global bin ~/.bundler_binstubs

そして、それを`PATH`に追加します。

export PATH="~/.bundler_binstubs:$PATH"

∞コミュニティリソース

BundlerのREADMEはGitHubで読むことができます。